しつらえ読本3週目はこれ↓
『昔からある日本のすてき』
ちょっとしたアイディアで、グッと暮らしが豊かに変わる。
そんなことを教えてくれる、クニエダさんの本。
今回の本は、その中でも「和」。
― 古きよき日本の色、形を見直して ― ということを中心に書かれています。
テーブルの上のしつらえ、ということで、和の模様のテーブルクロス、テーブルマットへの想いが書かれています。
和の模様は、当然な事ですが、日本の季節や文化を表したものが多く、その色使いと共に、
季節を感じながら日々の生活にアクセントを与えてくれるものです。
前回の本でもそうでしたが、和がいいからといって全てそうするのではなく、
あくまで大切なのはバランス。ということを改めて思います。
統一感を出すといっても、それだけでは時につめたい感じであったりする場合もありますが、
その中にあたたかみのあるアクセントがあり、色合いもバランスが取れている組合わせであると、とても感じの良い空間、場所になります。
また、今回の本の中でも写真で紹介されていますが、
手作りの和紙のカード、本当にセンスがよく、素朴な中にもあたたかみを感じるものばかりです。
和の模様の布や、和紙、そういったものに「あたたかみ」「なつかしさ」を感じるのは、
それは、私達が日本人だからに他なりません。畳や、障子といったものも、そうだと思います。
「昔からある日本のすてき」― 自分の家でも色々と試してみようと思います。
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